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家は、そこで暮らす人の生活を快適に、安全に、そして安心できるものであることは言うまでもありません。
一人ひとりの為に、一棟一棟考えて、施工者として誇りをもって、家づくりをする。
それが私たちの「白馬の家」です。

Product policy

「白馬の家」は、家造りが大好きな人の集まりです。

家は、そこで暮らす人の生活を快適に、安全に、そして安心できるものであることは言うまでもありません。

家づくりでは、意匠(造形における形状や模様、色彩などのデザイン)、構造、設備、仕様、価格など検討することは沢山ありますが、大前提として、家づくりに携わる人の意思がなにより大切だと思います。

家づくりには、いろいろな考えがあって良いと思いますが、世の中には、建ててはいけないと思える家もたくさんあるのも事実です。例えば、交通事故死より多い家庭内での不慮の事故死。このような、死に至らないにしても事故を引き起こしかねない家などもあります。

家庭内での不慮の事故死の原因の多くは、「溺死及び溺水」、「窒息」、「転倒・転落」になります。厚生労働省の平成27年人口動態調査によると、9割弱の方が65歳以上のご高齢の方ですが、14歳以下のお子様でも139名が亡くなられています。

ハインリッヒの法則と呼ばれる、労働災害における経験則の一つによれば、1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するという。お子様で139名の亡くなられた方がいらっしゃるということは、41,700件にも及ぶ事故やヒヤリとしたことがあることが推察されます。

「転倒・転落」などの恐れのある場所は、事故を未然に防ぐうえでも、適切に手すりや柵などを設置するべきですが、そのような気配りをされていない家もあります。中には、階段などで手すりをせっかく設置しているのに、連続していないために意味がないものなどもあります。適切に設置していなければやはり、事故につながります。玄関へのアプローチなども、階段でのぼる場合は、適切に手すりや柵をつけるべきですが、意匠を優先してか、設置していなかったり、場合によっては、ドアを開ける際に立つ場所がないようなアプローチの大きさしかない家もあります。

国内の死亡原因の6割近くが悪性新生物、心疾患、脳血管疾患になります。不慮の事故死のうち「溺死及び溺水」による死亡事故は、多くが浴室内で発生しており実は心疾患、脳血管疾患が原因の場合も多くあります。室内の急激な室温変化と心疾患、脳血管疾患による死亡についての因果関係や、風邪などと室内温度の関係なども現在研究がおこなわれています。断熱や気密を考え、体に良い室内環境に配慮されているか?考える必要があります。

構造についても、2階建て以下・延べ面積500㎡以下・高さ13m以下・軒の高さ9m以下の木造建物は、構造計算を省略できるとされているため、ほとんど戸建住宅では構造計算がおこなわれておらず、仕様規定のみとなっています。そのため、耐震性については、床面積や見付面積に応じて一定以上の筋かい等の耐力壁を設ける様に決められていて、壁量計算がおこなわれています。この壁量の規準を満たした状態の建物についても、構造計算してみると20~40%程強度が不足している場合もあります。つまり、耐震性について実はグレーゾーンと言えるのです。

人の命を守る、家の構造が実は、計算もされていない!1棟1棟オーダーで建てるなら、省略できるとしても構造計算はするべきだと思います。

設備や仕様について予算により、廉価なものから高価なものまでいろいろなものが選べます。廉価なものを使った家の中には、施工に配慮が足りないものも見受けられます。施工については、設備や仕様の価格とまったく関係はなく、丁寧に施工すれば良いのに、と残念な家もあります。また、仕上げ材ではない材料を意匠、価格的問題から、仕上げ材として利用している家もあります。これらの材料も怪我や室内環境の悪化につながる場合もあります。

健康を阻害したり、家庭内事故など人の生命や生活を脅かすようなことに配慮されていない家は、「白馬の家」では、建ててはいけない家だと考えています。

一人ひとりの為に、一棟一棟考えて、施工者として誇りをもって、家づくりをする。

皆様の家づくりに、「白馬の家」をご用命いただけたら、誇りをもって家づくりをさせていただきたいと思います。ぜひ、ご相談ください。