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アスベストとは? アスベスト使用の確認方法 アスベストが原因の病気

アスベストが使用されているか確認する方法
  1. ビルや3階建て以上のマンションで鉄骨造りの建物である場合、設計図面や地方自治体に届けでた建設工事に関する書類を調べる。

  2. 自治体が保管している資料としては、固定資産税台帳や建築確認申請台帳等で調べる。

  3. 石綿を正確に確認するにはX線や顕微鏡などで繊維を一本ずつ数えなければなりません。(とても手間もかかる作業ですので分析機関に依頼したほうが確実。 目安は3万円~6万円。

  4. メーカに問い合わせ
    石綿分析機関のリストを公表し、毎月更新。
    http://www.jawe.or.jp/jigyou/seido-s/ishiwata


アスベストが使用されているかを確認する3つのステップ
1. 設計図書のチェック 建物の設計図書の中に「アスベスト」「石綿」などの言葉がないかチェック!
1988年以前のマンションでしたら使用されている可能性が高いです。
2. 現場目視 設計図書で確認できた所を目でみて、アスベストがないか確認。

<確認ポイント>

1. 機械室内の吹き付け
2. エレベーター、パイプ内の吹き付け
3. 共用部分の床、天井、壁の建材

※目でみて判断するのは難しいです。
3. 現物の分析調査 サンプルを専門の分析管理機関に送ります。成分を分析してもらいます。 調査の結果アスベストが使用されていた場合対策が必要です。

天井や鉄骨などに吹き付けられている部分があれば、その場所に針を刺してみて簡単に入り込むようであれば石綿が使われている可能性が高いです!


アスベストの対策
○ 非飛散性のアスベスト対策
アスベストの存在が確認されても、床タイルや天井板等に囲い込まれていて、外部に飛散しない状態であれば問題ありません!

○ 飛散性アスベスト対策
飛散の恐れのある場合には、除去、封じ込め、囲い込みなどの対処工事が必要となります。
一概にはいえませんが、重さが軽いもの(比重の低いもの)が飛散しやすい傾向があり、重いもの(比重の高い)ものは、飛散しにくい傾向もあります。
しかし石綿製品には使用により劣化や変質するものと、使用初期から経年劣化により飛散しやすくなるものがあります。

アスベストの封じ込み写真 アスベストの除去写真
(アスベストの封じ込み写真) (アスベストの除去写真)
除去アスベスト処理作業 専用袋詰め
(除去アスベスト処理作業) (専用袋詰め)

東京都の中の10の区では、アスベストの調査費用や除去費用を負担します。
例えば葛飾区ですが調査費用として30万円まで、除去費用として100万円まで援助します。自治体に確認する価値はあります。


アスベストとは アスベストが原因の病気