住宅関連新聞記事ダイジェスト No.294 2009/7/30~2009/8/5

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【日本経済新聞】
1  大和ハウス、住宅補修・改築の費用積み立て支援
2  大手銀、8月から住宅ローン金利引き下げ 新規融資分から適用

【朝日新聞】
3  上半期の住宅着工39万6890戸 65年以来の低水準
4  アーバンエステート側を提訴 施主24人、損害賠償求め
5  8月の住宅ローン金利、3行が引き下げ
6  愛知県営住宅、新婚さんいらっしゃ~い優先対象に

【読売新聞】
7  大臣認定と異なる建材や防火設備を販売
8  光熱費減らすリフォーム
9  部屋にハンモック
10  省エネ住宅 ローンもエコ
11  住宅着工、44年ぶり低水準…09年上半期
12 住宅ローン3、5年固定型下げ…大手4行
13 会社倒産で住宅未着工、施主24人が提訴・埼玉

【日経産業新聞】
14  大和ハウス、戸建て2種、風通し良い鉄骨と空間重視の木造
15  マンション大手、契約戸数上向く4―6月
16  サンウエーブ工業、キッチンを刷新 機能の選択肢広く

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1  大和ハウス、住宅補修・改築の費用積み立て支援  2009/8/1 日本経済新聞
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 大和ハウス工業は新築の戸建て住宅を対象に将来の補修・改築費用の積み立て支援を始めた。家族構成の変化も踏まえて、新築時に内外装や水回りなど約30年分の大まかな改修プランを提示。顧客はこれを参考に大和ハウスが提携する金融機関で資金を積み立てる。試験導入を始めており、顧客の反応を見て全国規模での展開を検討する。
 大和ハウスが手掛ける平均的な戸建て住宅は床面積が約130平方メートルで、30年間に200万円程度の補修・改築費用がかかるという。新築時に子供が独立後の改築イメージなどを「住み継ぎプラン」として顧客に示し、資金計画づくりを提案する。

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2  大手銀、8月から住宅ローン金利引き下げ 新規融資分から適用  2009/8/1 日本経済新聞
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 大手銀行が8月から住宅ローンの金利を引き下げる。三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行は31日、一定の期間で金利を固定するタイプの住宅ローン金利を引き下げると発表した。3日の新規融資分から適用する。

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3  上半期の住宅着工39万6890戸 65年以来の低水準  2009/8/1 朝日新聞
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 国土交通省が31日発表した09年上半期の新設住宅着工戸数は、前年同期比27%減の39万6890戸で、調査初年度の65年上半期に次ぐ低水準だった。分譲マンションが51%、建売住宅が29%減った。毎月の着工戸数は昨年12月から7カ月連続で前年同月を割っている。消費者心理の冷え込みが続いており、政府が打ち出した過去最大規模の住宅ローン減税の効果は見えない。

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4  アーバンエステート側を提訴 施主24人、損害賠償求め  2009/7/31 朝日新聞
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 住宅建築販売会社「アーバンエステート」(埼玉県川口市)が破産し、前金を払った施主の住宅が未完成になっている問題で、施主24人が31日、同社側に約2億2千万円の損害賠償を求め、さいたま地裁に提訴した。弁護団によると、施主4人が7月上旬、同社関係者数人を詐欺容疑で警視庁に刑事告訴したという。
 弁護団によると、損害賠償を求めたのは埼玉や東京、神奈川など6都県の施主で、訴えられたのは同社役員や従業員ら計50人。原告側は「会社が破綻(はたん)状態にあるのを知りながら、多額の前金を払わせたのは違法」と主張している。
 訴状によると、同社は遅くとも昨年12月初旬には、資金繰りが困難で営業継続が難しい破綻状態に陥った。役員らは工事を完成させることが不可能と知っていたのに、値引きなどの特典をうたって施主に多額の前金を支払わせたとされる。原告の損害は多い場合で1700万円に上り、いずれも未着工という。

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5  8月の住宅ローン金利、3行が引き下げ  2009/7/31 朝日新聞
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 三菱東京UFJ、みずほ、三井住友、りそなの各銀行は、8月実行分の住宅ローンの適用金利を発表した。固定金利適用期間10年の場合、みずほを除く3行は前月より0.05%幅引き下げて年3.90%とし、みずほは前月と同じ3.90%に据え置いた。

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6  愛知県営住宅、新婚さんいらっしゃ~い優先対象に  2009/7/30 朝日新聞
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 愛知県は23日、県営住宅の優先入居制度の対象として新婚世帯を新たに加えると発表した。新婚世帯には事実婚や婚約状態にあるものも含まれる。8月19日から入居申し込み案内書を配布、9月7日から募集を開始する。募集人員を超えた場合は抽選となる。
 県建設部によると、経済状況が悪化する中、低所得や狭小住宅といった悪条件下で出産や子育てを余儀なくされる状況が目立つことから、新婚世帯を対象に加えた。低所得で結婚ができないカップルを住居面から支えることで、少子化対策への効果が期待できるという。また、若年世帯の住居を促すことで県営住宅のコミュニティーの活性化を図る狙いもある。
 入居の申し込み資格には、本人と配偶者の年齢の合計が70歳以下で、(1)婚姻の場合は婚姻の日から1年以内(2)事実婚の場合は同居を開始した日から1年以内(3)婚約の場合は婚姻予定日の4カ月前、のいずれかの条件を満たしているものが対象。さらに一般の入居申込者と同様に、▽住宅に困窮している▽入居収入基準に適合している▽暴力団ではない、とする資格要件も必要となる。
 問い合わせは、県建設部建築担当局公営住宅課県営住宅管理室(052・954・6579)へ。

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7  大臣認定と異なる建材や防火設備を販売  2009/8/5 読売新聞
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 国土交通省は4日、建材メーカー4社が、大臣認定とは異なる仕様の建築材料や防火設備を販売していたと発表した。また、同省所管の社団法人「カーテンウォール・防火開口部協会」が認定を受け、傘下の会社が販売したアルミ製ドアなども、大臣認定と仕様が異なっていたと発表した。
 仕様の異なる建材が使われた建物は、4社と協会分を合わせると、戸建て住宅など1万棟以上とみられる。同省では「各社で性能確認を進めているが、安全上の問題は少ないと見られる」としている。
 4社は、「パイロシステム」(大阪市)、「王子パッケージング」(東京都江戸川区)、「エスコマテリアル」(東京都荒川区)、「不二サッシ」(川崎市)で、数棟から数百棟に異なる仕様が使われていた。制度上必要な試験を省くなどしており、同省では「この程度なら、という甘さがあった」と指摘している。

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8  光熱費減らすリフォーム  2009/8/4 読売新聞
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断熱ガラス■太陽熱温水器■外壁に断熱材
 住宅を改修する際に、2重の窓ガラスを取り付けたり、太陽熱温水器を設置したりして光熱費を減らす「節約リフォーム」が広がっている。リフォーム費用を取り返すにはかなりの年数が必要だが、環境にも優しい点などが注目されているようだ。(経済部 金田浩幸)
 住宅では窓から暖気や冷気が逃げる場合が最も多く、室内の冷暖房の効果を落とす。窓ガラスを、特殊金属膜が施された「エコガラス」に替えればかなり改善する。2枚のガラスの間に空気やガスの入った複層ガラスを高性能化したタイプで、真夏の太陽熱も遮断する。冬は外の冷気を防ぎ、屋内の熱を逃さない。
 東京の一般的な一戸建て住宅の窓ガラスをすべて取り換えた場合、冷暖房費の軽減で、リフォーム費用の元を取るのに20年ほどかかると見られる。しかし、結露も防止するため、住宅や家具を長持ちさせる効果もある。
 一方、太陽熱温水器は10~30万円程度で取り付けられる。同じ自然エネルギーを利用する太陽光発電システムは、初期費用が200万円以上もかかることを考えれば、比較的手軽だ。
 ソーラーシステム振興協会の試算では、給湯費の年間節約額は都市ガスに比べて2万7000円程度、プロパンガスに比べると4万7000円程度で、十数年以内に元が取れる計算だ。
 また、外壁などに断熱材を施すことも、光熱費の節約に効果的だ。住宅内から壁をはがして、グラスウールなどを埋め込むのが一般的だが、工事期間中の住居を別に確保しなければならない。外から外壁をはがして行うリフォームだと住みながら工事を行うことができる。ただ、外張りの場合、足場を組む費用に30万円程度かかるという。
 不動産コンサルティング「さくら事務所」の長島修社長は「古い住宅だと断熱改修と耐震改修と合わせて断熱材を施工すれば、費用は200万円程度になりますが、住宅の価値の向上にもつながります」と話す。

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9  部屋にハンモック  2009/8/3 読売新聞
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肌触り優しくリラックス
 若槻さんの長女の望ちゃん(3)は、両親と一緒にハンモックでくつろくのが大好き(東京都内で) 通気性があって涼しく、ユラユラと揺れて快適なハンモックが、リラックス商品として注目されている。レジャー用として屋外での利用が多かったが、最近はくつろげるからと、自宅など室内につって愛用する人が増えている。(小野仁)
 東京・西東京市のテラスハウスに住む会社員若槻隆裕さん(33)は、数年前からメキシコ製ハンモックを自宅の和室につるしている。主に休日に使い、「優しく揺られてくつろげる。読書しながら寝てしまうほど」と若槻さん。妻の詩子(うたこ)さん(36)も「夏でも快適で、子どもたちも気に入っている」と話す。
 ハンモックは中南米発祥とされ、現地では寝具として使われている。樹木に結びつけたり、屋内でつり金具に結びつけたりして設置する。全長2~4メートル、幅1~3メートルと様々なサイズがあり、価格は数千円から数万円。耐荷重100キロ・グラム以上のものがほとんどだが、大人数でのるのは避けること。
 10年ほど前まで縄製で編み目が粗く、結び目も大きくて肌触りの悪いものが多かった。それがここ数年、細かい編み目のものや木綿一枚布のものなど、肌触りが優しくて寝心地のいい商品が増えている。
 インターネット通販の専門店「ハンモックライフ」(東京)では、レジャー用としてではなく家庭で使うために購入する人が7割を占め、1万円前後の商品がよく売れる。同社ディレクターの梶原寛さんは「かさばらないので収納もしやすい」と話す。問い合わせも多く、商品を試せるショールーム(予約制)も8月、東京都調布市に設けた。
 アウトドア用品販売会社「エイアンドエフ」(東京)でも、しま柄の綿布製の「バルバドスハンモック」(1万4280円)が好評で、昨年の売り上げは前年比の4割増。同社営業部の小松靖志さんは「カラフルで、インテリアのアクセントとしても注目されています」と話す。
 ほかに、支柱につるす自立式や、天井など一つの支点につるして使ういす式のハンモックも登場。いす式のハンモック(2万6250円)を昨春から扱う健康関連輸入卸会社「メテックス」(東京)では、5000個以上売れた。「通常のハンモックより場所を取らず、子どものいる40歳前後の夫婦に受けているようです」と同社商品部の菊池晃代(てるよ)さん。
 賃貸マンションで導入する例も。不動産管理会社「ドーン」(大阪市)ではハンモック付き賃貸マンションを今春から扱う。1LDKが中心。同社社長の乾孝亮(たかあき)さんは「都会でくつろげる環境を提供するためにハンモックを活用しました」と話す。
 睡眠文化研究会代表幹事で佛教大教授の高田公理(まさとし)さん(社会学)は「家の中で手軽にリラックスできる上、非日常的な雰囲気にひたれる点がハンモックの魅力なのでしょう」と話している。

4畳半でも設置可能
 ハンモックののり方にはコツがある。梶原寛さんによると、ハンモックを両手で広げて中央部分にお尻からゆっくりと座り、横幅を広げながら上半身と足をのせれば安定して横になれる。ハンモックの上に立ったり、激しく揺らしたりすることは危険。
 柱などの間隔が3~4メートルあれば室内につるせる。4畳半でも部屋の対角線上なら設置可能。はりにロープを縛ったり、柱などにつり金具を備え付けたりしてつるす。建物を支える構造体の柱などに備え付けること。壁がコンクリートの場合、つり金具の設置にはアンカーボルトを打ち込む必要がある。汚れたら、ネットに入れて洗濯機で洗える。

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10  省エネ住宅 ローンもエコ  2009/8/2 読売新聞
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金利優遇サービス 続々
 太陽光発電やオール電化などの省エネ設備を導入した住宅に対して、住宅ローンの金利優遇サービスを行う金融機関が増えている。国や自治体の補助金などと組み合わせて使えば、一層お得感が増しそうだ。(経済部 愛敬珠樹)
 三菱東京UFJ銀行が6月に始めた住宅ローンの金利優遇サービス「エコサポート特典」では、積水ハウス、ミサワホーム、旭化成ホームズなど九つの提携住宅メーカーの新築住宅で、オール電化と太陽光発電システムの両方を設置した場合、各種の金利優遇サービスからさらに0・1%金利を下げる。
 標準的な公称最大出力3・5キロ・ワットの太陽光発電パネルを取り付け、総額3000万円を30年返済で借りた場合、約57万円の利息が減らせる計算だ。
 これに1キロ・ワットにつき、7万円の国の補助金や都道府県、市区町村などの自治体の補助金も使えば、「太陽光発電導入の負担増分の大部分をまかなえる」(三菱東京UFJ・広報部)のが「売り」だ。
 住友信託銀行、りそな銀行なども、同様の優遇金利を実施している。表にまとめた。
 企業向け融資が厳しい中、銀行などは、貸し倒れリスクの小さい安定的な利息収入が見込める個人向け住宅ローンに力を入れている。消費者の住宅の環境・省エネ設備に対する関心の急速な高まりに対応することで、顧客獲得につなげたいと考えているようだ。
 太陽光発電では、積水ハウスが、5月から太陽光発電パネルの出力1キロ・ワットあたり、13万円値引きする制度を導入するなど、住宅メーカーも省エネ住宅設備の販売拡大に力を入れ始めた。
 太陽光発電やオール電化、ガスで発電・給湯・暖房を行うコジェネレーションなど、各種の住宅省エネ設備を導入する際は、こうした制度をよく吟味することも重要になっている。

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11  住宅着工、44年ぶり低水準…09年上半期  2009/8/1 読売新聞
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 国土交通省が31日発表した09年上半期(1~6月)の新設住宅着工戸数は、前年同期比27・0%減の39万6890戸となり、上半期としては1965年(38万8544戸)以来44年ぶりの低水準だった。
 分譲住宅は42・9%減の9万1764戸で、このうちマンションは51・2%減の4万8501戸。マンションは6月単月でも前年同月比68・2%減の4592戸で、統計開始の1985年以降で最も少なかった。

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12  住宅ローン3、5年固定型下げ…大手4行  2009/8/1 読売新聞
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 三菱東京UFJ銀行など大手銀行4行の8月の住宅ローン金利が31日、出そろった。長期金利の低下を受け、4行とも3年固定型と5年固定型の金利を0・05%引き下げ、2年固定型を据え置く。この結果、2~5年固定型の金利は4行横並びの状況が続く。
大手行の主な住宅ローン金利(8月新規適用分)   三菱東京
UFJ みずほ 三井住友 りそな
固定2年 3.10
(――) 3.10
(――) 3.10
(――) 3.10
(――)
固定3年 3.30
(▼0.05) 3.30
(▼0.05) 3.30
(▼0.05) 3.30
(▼0.05)
固定5年 3.60
(▼0.05) 3.60
(▼0.05) 3.60
(▼0.05) 3.60
(▼0.05)

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13  会社倒産で住宅未着工、施主24人が提訴・埼玉  2009/7/31 読売新聞
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2億円賠償求める
 埼玉県川口市の注文住宅建築会社「アーバンエステート」が倒産した問題で、工事代金を支払いながら未着工のままだとして、同県など6都県の施主24人が31日、同社役員や従業員ら計50人を相手取り、計2億2000万円の損害賠償を求める訴えをさいたま地裁に起こした。
 訴状によると、役員らは、遅くとも2008年12月初旬には同社が破綻状態にあり、工事が完了できないことを知りながら、施主に「特典がつく」と言って多額の代金を前倒しで支払わせ、不正な資金を得ていた、としている。
 同社は事業拡大で経営が行き詰まり、54億8000万円の負債を抱え、東京地裁から今年4月、破産開始決定を受けた。「アーバンエステート被害対策弁護団」によると、首都圏を中心に約500棟が未着工や未完成のままになっている。

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14  大和ハウス、戸建て2種、風通し良い鉄骨と空間重視の木造  2009/8/5 日経産業新聞
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 大和ハウス工業は4日、風通しが良い軽量鉄骨住宅と、空間を広くとった木造住宅の2商品を8日に発売すると発表した。天窓や吹き抜けを活用して、自然の風を取り込み快適な生活ができるように工夫した。打ち水ができる特殊な床タイルや雨水タンクを備えるなど、「エコ」にもこだわった。
 風通しをよくした「XEVO FU ~風~」は夏場でもエアコンに頼らずに済む設計。小屋裏に吹き抜けをつくった。バルコニーのフェンスは柵状にし、外の風が家を駆け巡るようにした。

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15  マンション大手、契約戸数上向く4―6月  2009/8/5 日経産業新聞
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 大手不動産各社のマンション契約戸数が上向き始めている。2009年4~6月期決算では大京、野村不動産など大手の大半で前年同期実績を上回る契約を確保した。ただ完成在庫に関しては、三菱地所など今年3月末に比べ増えている企業もあり、マンション市況の本格回復にはまだ時間がかかりそうだ。
 契約戸数の増加率が最も高かったのは東京建物。前年同期に比べて3割増の562戸となった。契約を伸ばした各社とも伸び率は2ケタとなっており、価格調整による値下げや住宅ローン減税の拡充も購買意欲を後押ししているもよう。大京は契約戸数の増加が284戸で伸びが最も大きかった。三菱地所は契約戸数を開示していない。

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16  サンウエーブ工業、キッチンを刷新 機能の選択肢広く  2009/7/31 日経産業新聞
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 サンウエーブ工業は機能のバリエーションを増やしたシステムキッチン「サンヴァリエ アミィ」を8月21日に発売する。扉を押すと開く方式で調理道具などを出し入れしやすいドアポケットや、油汚れがつきにくいレンジフードなどを選べるようにした。従来の「BMシリーズ」のラインアップを刷新し、普及価格帯~中価格帯の商品と位置づける。
 これまでキッチンの奥行きサイズは65センチメートルだけだったが、狭い空間でも使いやすい60センチメートルを追加した。標準的な255センチメートルの間口で、価格は46万4625円から。当面、月5000セットの販売を見込む。

2009-08-06 | Posted in 住宅関連新聞記事Comments Closed