家の温熱環境が、暮らしやすさを決める

住宅業界トップクラスの断熱気密性能
UA値(外皮平均熱貫流率)ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)C値(相当すき間面積)
【断熱等性能等級 最高位4・一次エネ等級 最高位5・長期優良認定住宅】

断熱気密性能

断熱等性能等級 最高位4・一次エネ等級 最高位5

住宅性能表示制度に定められた省エネルギー対策(温熱環境・エネルギー消費量)において、最高位を標準採用しています。

断熱等性能等級4・・・平成28年に制定された基準に適合する程度のエネルギー削減が得られる対策を講じた住宅です。東京都、埼玉県の「白馬の家」サービス提供エリアでは断熱等性能等級で定められる基準はUA値0.87以下になりますが、「白馬の家」では健康改善も想定した断熱を考え、さらに厳しいUA値0.56前後を採用しています。

一次エネ等級5・・・一次エネルギー消費量のより大きな削減のための対策(基準省令に定める建築物のエネルギー消費性能の向上の一層の促進のために誘導すべき基準(その設定の基礎となる基準一次エネルギー消費量が、基準省令第10条第1項の規定により求められたものであるものに限る。)に相当する程度)が講じられている。

名刺1枚の隙間 高い気密性能

「白馬の家」ではC値0.5前後を目安としています。どんなに断熱しても隙間だらけの家では熱が逃げてしまい、さらに結露も生じてしまいます。隙間をなくし気密性を高くすることで、計画的な換気を行うことができ、室温の変化も調整しやすくなります。

気密性を表す数値としてはC値(相当すき間面積)があります。
C値(㎠/㎡)=家全体の隙間面積(㎠)÷建物の延床面積(㎡)
例えば、延床面積100㎡の家でC値が0.5の場合、家全体の隙間の合計面積は50㎠。名刺(5.5㎝×9.1㎝)程度の大きさの隙間が家全体であることになります。

「白馬の家」では、実際に建てた家全棟について気密測定を実施しています。
下のグラフは換気口からの換気量の割合とC値の関係のグラフです。

C値1.0でも換気口からの換気量は50%程度です。このことから第3種換気による計画的な換気をするために、「白馬の家」ではC値0.5前後を目安としています。

※換気方法について

  • 第1種換気 排気⇒換気扇 給気⇒換気扇
  • 第2種換気 排気⇒自然排気 給気⇒換気扇
  • 第3種換気 排気⇒換気扇 給気⇒自然吸気

環境と家計にやさしい省エネルギー対策

地球温暖化がいわれるようになり、省エネ性能も欠かすことができなくなりました。建築物についても、社会経済情勢の変化に伴いエネルギー消費量が著しく増加していることにより、「建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律」(建築物省エネ法)が施行され、住宅用途に係る基準も定められました。

住宅の省エネ性能の評価には下記の2つの基準があります。

  • 住宅の窓や外壁などの外皮性能を評価する基準
  • 設備機器等の一次エネルギー消費量を評価する基準

冷暖房費を少なくする
窓や外壁等の断熱性能の向上等は、外気温の変化による室温の極端な上がり下がりを緩和し、冷暖房の電気などの消費量を抑えます。省エネは環境への配慮ばかりでなく、冷暖房費の節約にもなります。

結露を防ぐ
室内と室外の温度差により断熱、気密、換気の悪い家には結露が生じます。結露による湿気がカビや木材の腐敗の原因にもなり、建物を傷めたり、住む人の健康にも害を及ぼしたりします。

「白馬の家」では、断熱気密性能について計算と実測に基づき確認しています。

樹脂窓と吹付による断熱

建物の断熱性能を上げることにより、夏は家の中に外の熱が入ってこないように、冬は家の熱が外に逃げないようにします。
外と中の気温差による熱の移動は外壁、屋根、床、開口部、換気が原因となるため、断熱は家を包み込むようにすることが必要になります。
◆建物の熱の流出入割合例
夏(室温27℃外気温 33.4℃)外壁 7% 屋根11% 床3% 開口部73% 換気 6%
冬(室温18℃外気温‐2.6℃)外壁15% 屋根 5% 床7% 開口部58% 換気15%

熱の流出入の多くは窓などの開口部に起因します。建物をどんなに断熱しても、窓について対策をしないと室内の温熱環境は良好にはなりません。

建築物省エネ法に基づき、 住宅部分の外壁や窓等を通しての熱の損失の防止に関する基準及び一次エネルギー消費量に関する基準に定めがあり、その仕様基準があります。
窓の断熱ついては、地域の区分に応じた外皮面積の合計に占める開口部の面積の合計の割合(開口部比率)の区分に応じた熱貫流率(U値)(W/m2・K)が、「白馬の家」提供エリアでは3.49~6.51とされています。

「白馬の家」では、国内で一番厳しい基準以上の熱還流率の樹脂窓を標準採用しています。

複層ガラスの樹脂窓

樹脂窓の普及率は世界での普及率に比べ、日本ではわずか17%です。世界の窓の断熱基準は日本の仕様基準で定められた熱貫流率よりも厳しく、ドイツで1.3以下、中国1.6~2.8以下、アメリカ1.7~3.41以下と厳しくなっています。そのため日本の基準では利用できるアルミサッシ(金属製建具)が世界では利用できない地域もあります。

◆アルミと樹脂の違い

冬の窓辺の表面温度/結露比較

アルミ(複層ガラス)

アルミ(複層ガラス)

サーモグラフィカメラによる窓辺の温度比較

コールドドラフト

コールドドラフトとは、窓辺で冷やされた空気が下降気流となり足元に流れたまっていく現象です。空気には暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へたまる性質があります。

年間冷暖房費の比較

「白馬の家」が標準採用する断熱性の高い窓なら、冷暖房費の節約にもなります。また、おだやかな季節には窓を開けて風を通せば、冷暖房費を節約しながら快適に生活ができます。

(エアコン温度設定 冬24℃、夏25℃の場合)

※住まいの条件により得られる数値は異なりますので目安としてご利用ください。

◆ラインアップ

樹脂窓は高い断熱性で「夏涼しく、冬暖かい。」、そんな居心地をつくる窓です。部屋の居心地は大きな問題です。だから小さなことまでこだわりのある樹脂窓がおすすめできます。

表情豊かな外観を彩る2色の木目調カラー。
風雨や紫外線に当たる屋外での仕様に適した、色あせが少なく、傷がつきにくいシートを採用しています。家のデザインによってお選びいただけます。

ウレタン吹付による断熱

硬質ウレタンフォームは小さな泡の集合体で、小さな硬い泡一つひとつが独立した気泡になっていて、この中に熱を伝えにくいガスが封じ込められています。このために、優れた断熱性能を有しています。

硬質ウレタンフォームは他の断熱材に比べて、経済的な厚みで優れた断熱性があります。また、硬質ウレタンフォームは施工現場での発泡が容易で、多くの材料と自己接着するので、複雑な構造物に対しても隙間のない連続した断熱層を作ることができます。

また、細かな連続気泡構造は吸音性にも優れています。高い気密性により外部の騒音や内側からの生活音の漏れを軽減するとともに、細かな気泡構造が音をスポンジ状のフォーム内に吸収します。

硬質ウレタンフォームは、ホルムアルデヒド発散建築材料に該当いたしませんので、「シックハウス問題」にも安心です。

保温材/断熱材の名称 種類 熱伝導率(23℃) W/(m・K) 密度 (kg/m3)
建築物断熱用吹付け 硬質ウレタンフォーム A種3 0.040以下(*)
A種押出法ポリスチレン フォーム保温板 種3 0.028以下 25以上
ロックウール ウール 0.044以下 (平均温度70℃) 40〜150
グラスウール ウール 0.042以下 (平均温度70℃)
(*)推奨設計値

断熱気密にプラス遮熱も考える

断熱機能があることで、夏の日中に家の中へ外の熱が入ってこないように躯体や断熱材が蓄熱し、深夜に放熱します。この放熱により室内が暑苦しく感じることもあります。

「白馬の家」では、夏場の対策として遮熱についても考えています。デュポンタイベックシルバー透湿・防水シートは、熱を跳ね返す遮熱性能の高い家を実現します。

デュポンタイベックシルバーは赤外線の約85%を反射します。10年経過しても劣化はほとんど確認されず、赤外線反射率の変化もごくわずかです。もちろん透湿性、防水性、耐久性、強靭性のいずれにも優れたシートです。

「白馬の家」は、

断熱気密+遮熱

夏涼しく、冬暖かい家を実現します。

温熱環境と健康

家の温熱環境の違いを感じたことはありますか?

窓や外壁等の断熱性能等は家の温熱環境に大きく影響しますが、多くの方は今の生活環境に慣れているため、家の温熱環境について違いを感じることや考えることはないかもしれません。しかし、暮らしやすい家を考える上では温熱環境は非常に重要です。

温熱環境の良い家は環境と家計にやさしい省エネだけでなく、住む人の健康の維持・増進や執務環境の向上に寄与します。イギリスでは、住宅の室温について冬場16℃以下にならないことを推奨していますし、日本においても、1年中過ごしやすい室温に保つことで、カラダへの負荷が低減することについて調査もされています。

免疫向上、疾病やアレルギー症状の改善
近畿大学の岩前博士が行った調査によると、高断熱住宅に転居することによって、気管支喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性結膜炎など、さまざまな症状に改善が見られたそうです。またニュージーランドの研究例では、無断熱の家に比べて高断熱の家では呼吸不全は57%、風邪・流感は54%に減少し、子どもの学校の欠席回数が半分になり、呼吸器不全による通院も半数になったというデータがあります。

ヒートショックの予防
心疾患や脳血管疾患を引き起こすと言われるヒートショック。その原因のひとつに、室内の寒暖差があります。例えば、冬の深夜にふとんから出て、トイレに行く際の温度差は20℃もあるそうです。一方で、「寒さに対するレイティング指標」を見てみると、「高齢者に低体温症が現れる温度」が10℃とされています。残念なことに、日本ではこの10℃で冬場の寝室を過ごしているケースがほとんどです。高気密・高断熱の住まいなら、夏も冬も過ごしやすい室温に保つことが可能になります。「白馬の家」は、住む人がいつまでも元気に暮らしていくために、家づくりによる健康改善も進めていきたいと考えています。